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スポーツ障害におけるオスグット病とは?小学生に多い症状?

2025.03.16 | Category: 症状

こんにちは☆

伊勢崎市「はら接骨院」です!

 

本日は膝の痛み「オスグット病」についてです。

オスグットという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

オスグット病は、思春期の急激な成長の最中に生じる疾患で、

12~14歳の男児と10~13歳の女児によく見られます。

女の子の方が成長期に早く入るために、このような年齢差が生じます。

サッカー、バスケットボール、ランニング、ジャンプ、素早い方向転換を伴うスポーツをする子供たちによく見られます。

 

膝蓋骨(しつがいこつ)の少し下のすねの骨に腫れと痛みが生じることが、

オスグット・シュラッター病の特徴的な症状です。

痛みはランニング、ジャンプなど特定の動作で悪化し、休息すると和らぎます。

 

通常、片方の膝だけに発生しますが、両方の膝にみられることもあります。

不快感などの症状は数週間から数カ月続くことがあります。

成長期が終わると治まることがほとんどです。

成長期が終わるまでは、いったん改善したとしても再発する可能性があります。

 

 

オスグット病の原因は?激しいスポーツをやっているとなるの?

オスグット病は、成長期により急激に身長が伸びる最中に、

膝蓋腱の脛骨上部の付着部に負荷がかかる動作を繰り返すことが一つの原因となります。

特にダッシュやジャンプ、方向転換などを頻繁に伴うスポーツをすると発症しやすくなり、

具体的にはサッカー、バスケットボール、バレーボール、などが代表的です。

膝関節の屈曲を伴う動きにより大腿四頭筋の筋力がすねの骨(脛骨)にかかり、

成長軟骨部が剥離(はがれてしまう)することで生じると考えられています。

このような負担が繰り返しかかることで、膝蓋腱付着部に小さな傷ができます。

 

オスグット病はどういう症状が出る?

オスグット病は、ひざ下の脛骨に痛みを伴う骨隆起が生じますが、代表的な症状としては、

・膝のお皿の少し下に位置する、すねの骨が突き出てくる。

・膝のお皿の下あたりが赤く腫れ、熱があり痛む。

・スポーツをすると痛み、休むと治る。スポーツを再開するとまた痛むことを繰り返す。

などがあります。

また、症状は片方の膝にのみ生じることがほとんどですが、中には両膝に症状が出る人もいます。

 

 

オスグット病になり膝の下のすねの骨にでっぱりができた。痛みはなくなったけれど、このでっぱりは治らない?

オスグットで生じる骨の隆起については、痛みが治った後も10代のころはしばらく残ってしまうことが多いです。

しかし一生残るわけではなく、徐々に目立たなくなります。

また、骨の隆起があっても痛みがないのであれば膝の機能(膝を正常に動かすこと)に問題は生じないので、

見た目が気になるかもしれませんが、様子を見て頂くことが良いかと思います。

 

 

オスグット病の子供にお勧めのサポーターはある?

膝に専用のサポーター(膝蓋腱バンド)を装着することで、脛骨粗面の緊張を和らげることができます。

 

オスグット病の症状が治るにはどれくらいの期間がかかる?運動すると悪化する?

通常、骨の成長が止まると、症状は自然に解消されます。

成長期に併せるので、症状の改善には個人差があり、6ヶ月で改善する子供もいれば、1年経ってようやく改善する子供もいます。

スポーツによる膝のオーバーユースが原因のため、痛みを我慢して運動を続けると悪化することがあります。

 

 

当院では手技療法をメインに必要に応じて超音波や干渉波などの物療を合わせて施術を行います。

オスグット病などのスポーツ障害にも力を入れておりますので

膝の痛みでお悩みの方

伊勢崎市にある「はら接骨院」にご相談ください!