足底の痛みで歩けない…足底腱膜炎とは?原因や痛みの症状
こんにちは☆
伊勢崎市「はら接骨院」です!
本日は足裏の痛み「足底腱膜炎・足底筋膜炎」についてです!
踵の痛みで病院に行ったら足底腱膜炎と診断されたという患者様がお越しになられました。
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)は、かかとの痛みの原因としては最も頻度の高いものです。
つま先から踵(かかと)まで足の裏を縦に走っている足底腱膜という分厚い膜があるのですが、
その膜がかかとにくっつくところ(付着部)における炎症です。
朝の起床時に立ち上がりの最初の一歩で踵をついた際に強く痛みが出ることが特徴です。
足底腱膜炎の症状には一般的に、このようなものがあります。
朝の起床時に床にかかとをついた際に鋭い痛みを感じる人が多いです。
痛みの発生源となるのは踵のやや内側よりやや前方の部分です。
起床後は動かすにつれて痛みは弱まることが多く、朝の支度をしているうちに忘れてしまう事もあります。
しかし日中に椅子などに長く座った後に立ち上がった時には再び症状を感じることがあります。
初期のころは運動中に痛いことはあまりなく、運動後に痛みが強くなることが一般的です。
また仕事中に安全靴やヒールを履いている方に多いです。
足底腱膜炎はなぜ起きるのでしょうか?
足底腱膜は踵とつま先の間に弦のように張っており、衝撃吸収をしているとされています。
ランニングや体重増加などで足底腱膜に多くの負担がかかると、かかと付近で小さな損傷が起きます。
損傷がすぐに治癒すれば症状は起きませんが、年齢を重ねると治癒が遅れて治りきらない状態になります。
足底腱膜炎のリスク因子(この項目が当てはまると足底腱膜炎になりやすい)としてはこれらが挙げられます。
1.年齢 40歳から60歳が最もなりやすいです。
2.ランニング、サッカー、バレエダンス、バスケなどの運動による負担
3.偏平足もしくは反対にハイアーチ(土踏まずが高すぎる)
4.肥満
5.硬い地面に立ち続ける仕事内容(工場労働や教師など)
6.安全靴やヒールなどを履く時間が長い
などがあります。
足底腱膜炎は自然に改善する人もいますが、一部の人ではなかなか治りにくい難治性足底腱膜炎となることがあります。
難治性の方は1年以上、あるいは数年単位で痛みが続きます。
適切な治療をすれば改善しますが未だに不適切な治療が繰り返されているケースもあり、
なかなか治らないで困っている方が多いのも現状です。
足底腱膜が伸ばされることによる付着部へのストレスを軽減するために、足底腱膜自体の柔軟性を保つことが必要です。
足裏をマッサージやストレッチすることで足底腱膜の柔軟性を高めることができます。
足の指をそらせた状態で足裏の土踏まずあたりをマッサージします。ただし痛みのある踵の部分は揉まないでください。
また靴の中にインソール(中敷き)を入れるのも効果的です。
扁平足で足裏の踵側に痛みが出る場合、踵の内側(母趾側)を高くして踵が内側へ倒れないようにしたり、
土踏まずを高くしたりするようなインソールを使用すると足底腱膜へのストレスを緩和するのに有効です。
当院では手技療法をメインに超音波やハイボルテージなどの物療を合わせて早期回復を目指します。
足底の痛みでお悩みの方
伊勢崎市「はら接骨院」にご相談ください!