よく聞く肘の痛み、テニス肘とはどんな症状?外側上顆炎とは?
こんにちは☆
伊勢崎市「はら接骨院」です!
今日は肘の痛みについてです。
テニス肘という症状はご存じですか?
一度は耳にしたことがある方も多いと思います。
テニス肘とは??
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
重いものを持つときに肘が痛い、肘が痛くてペットボトルのふたが開けられない、
などの症状はテニス肘(正式名称:上腕骨外側上顆炎)である可能性が高いです。
テニス肘は「上腕骨外側上顆」という骨の出っ張りが過敏な状態になり、
スポーツや日常生活など様々な動作が痛くなってしまう状態です。
名前は「テニス」と入っていますが、必ずしもテニスをしている人にだけ生じるわけではありません。
ゴルフや釣りでも生じますし、あるいは重いものを持つ仕事・繰り返し腕を使う仕事でも生じます。
また、赤ちゃんを抱っこするするようになって生じることもあれば、
主婦の方で特に負担をかけているわけでもないのに発生することもあります。
テニス肘は放っておいて簡単に治ることもありますが、残念ながらなかなか治らずに時間が経過することも少なくありません。
なかなか症状が改善しない方は専門の医療機関への受診が望ましいです。
テニス肘で痛くなる場所はどこ?
テニス肘の正式名称を「上腕骨外側上顆炎」といいます。テニス肘で痛くなる場所は、この上腕骨外側上顆という場所です。
腕組の姿勢を取った時に、肘の一番前に来る部分に骨の出っ張りがあると思いますが、この部分のことを言います。
ここの骨の出っ張りの場所、あるいはその周辺が痛くなるのがテニス肘です。
テニス肘の原因は?なぜなってしまうのか?
テニス肘の原因の一つは「繰り返しの負担」です。
テニスやゴルフなどで繰り返し動作をすること、または仕事で重いものを持ったり、
赤ちゃんを抱いたり、そのような繰り返しの負担によってテニス肘は生じてしまいます。
もう一つの原因は年齢です。45歳くらいからテニス肘になる人が急に増えます。
もちろんそれよりも若くしてかかることはありますが、中年以降に圧倒的に増えます。
これには理由があります。テニス肘の正体は「外側上顆」という骨のでっぱりのところに
「異常な血管が増えてしまう」ことだと考えられています。
また、筋肉の柔軟性が低下し筋肉が骨を牽引するストレスでも発症します。
テニス肘になって様々な治療をしたが治らないのはなぜ?
テニス肘は軽症であれば一定の期間(数週間)で治りますが、重症となると簡単には治りません。
治療をしているのに治らない、という場合は、
現状で受けている治療が「痛みの原因」に正しくアプローチしていないからかもしれません。
半年経過しているのなら重症である可能性がありますから、ぜひ専門の医療機関を受診されることをお勧めします。
肘の内側が痛い、これもテニス肘?
テニス肘は、肘の外側に痛みを感じます。
肘の内側に痛みがある場合は、正式名称は「上腕骨内側上顆炎」と言い、通称は「ゴルフ肘」などと呼ばれています。
ただしテニス肘と同じように、このゴルフ肘も必ずしもゴルフをしている人だけに見られる症状ではありません。
内側の痛みの場合は対処法となるストレッチや、医療機関での治療方針が変わってきます。
テニス肘になって半年、改善するどころか悪化している。日常生活で悪化の原因になることは?
テニス肘の中には「軽いテニス肘」と「重症のテニス肘」があり、
重度のテニス肘は半年しても治らないどころか、どんどん悪くなっていったりします。
どうして重症になってしまうかはいろいろな要素があります。
テニス肘は肘に特に負担が繰り返しかかることが原因になりますから、
そのような負担(重いものを持つ、運動を繰り返す)が大きいほど重症になりやすいです。
また、体質もあります。糖尿病や甲状腺の病気をもっていると重症化しやすいです。
できるだけ重症にならないようにするには、
➀肘に痛みが出るような負担のかかる動作はなるべく避ける
➁体質改善に努める
➂ストレッチやバンドなど、テニス肘にいいとされているグッズやセルフケアをする
などの方法があります。
またサポーター等で痛みの緩和をする事も効果的です。
テニス肘で最もお勧めできるグッズは「バンド」です。
これからは肘から少しだけ手の方に近づいた前腕の一部にぐるっと巻いて軽く締め付けるものです。
テーピングやサポーターなどの方法よりもこのバンドがテニス肘の改善には効果的です。
はら接骨院ではテニス肘の痛みに対し、
手技療法・物理療法を組み合わせて施術を行います。
なかなか症状が改善しない方・どこで治療を受ければよいのか迷っている方。
このような症状でお悩みの方、
伊勢崎市「はら接骨院」にご相談ください。