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運動中の膝の痛み!ジャンパー膝・膝蓋腱炎とは?

2025.01.20 | Category: 症状

こんにちは☆

伊勢崎市「はら接骨院」です。

 

本日は膝の痛み「ジャンパー膝」についてです!

 

ジャンパー膝とは?

 

バレーボールやバスケットボール、走高跳やサッカーのゴールキーパーなど、跳躍動作を繰り返す人、

あるいはランニングをする人で膝のお皿の下に痛みが出ている場合は、ジャンパー膝(別名:膝蓋腱炎)である可能性が高いです。

ジャンパー膝はお皿のすぐ下に位置する「膝蓋腱」という腱が過敏な状態になり、

スポーツや日常生活など様々な動作が痛くなってしまう状態です。

特に膝の屈伸運動に痛みが発生します。

名前は「ジャンパー」と入っていますが、必ずしも跳躍をしている人にだけ生じるわけではありません。

マラソンランナーなどの長距離をしている人にも生じますし、野球やその他の競技の選手にも生じます。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は放っておいて簡単に治ることもありますが、

残念ながらなかなか治らずに時間が経過することも少なくありません。

 

 

ジャンパー膝で痛くなる場所は?どんな症状?

ジャンパー膝の正式名称を「膝蓋腱炎」といいます。

この膝蓋腱という場所は、膝のお皿のすぐ下にあたり、ちょうど膝立ちの時に地面に強く当たる所です。

膝の屈伸運動、階段昇降が痛い、ジャンプの際に痛みが出る、走っていて痛いなどの症状が特徴的です。

 

 

ジャンパー膝の原因は?

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)の原因は「膝蓋腱」という腱の滑走不良・大腿部の筋肉が固くなることだと考えられています。

原因は「繰り返しの負担」です。

ジャンプや着地の動作のたびに、膝蓋腱が引っ張られます。

特に強い負担がかかった時には腱の中で小さな傷が生じます。すると、その傷をいやすために血管が増えていきます。

普通であればこの傷は2週間ほどで治り、傷が治ると増えた血管も消滅するのが通常の流れです。

ところが、負担のかかる練習をあまりに繰り返すと、できた傷が治る前に新たに損傷ができてしまい、

血管が減る暇がなく増え続けてしまいます。

 

 

ジャンパー膝の診断はどうやってやる?

まずジャンプ動作やダッシュ、階段の上り下りで痛みが出るか?などの痛みの症状についての問診とともに、

身体所見として、膝のお皿のすぐ下に圧痛(押していたいところ)があるかを調べます。

特に膝を伸ばした状態でも曲げた状態でも膝のお皿の下に圧痛がある場合はジャンパー膝を強く疑います。

 

膝のお皿の上側が痛い。これもジャンパー膝?

お皿の上に痛みを感じる場合は正式名称は膝蓋大腿靭帯炎という病気である可能性が高いです。

ただしこちらも「ジャンパー膝」という名前でひとくくりに呼ばれます。

 

ジャンパー膝を予防する方法はある?

ジャンパー膝は「使いすぎ」が一つの原因のため、

予防としては練習後に痛みが出てしまう状態であれば練習量を減らす必要があります。

練習が休めない場合は痛みの出ない範囲での運動を心掛けましょう。

ジャンパー膝が重症になると、競技生命にかかわるケガになることもあります。

痛くても我慢してプレーするのではなく、一度ご相談ください!

 

ジャンパー膝に効果的なテーピングやサポーターはある?

膝のお皿の下をぐるっと一周巻くバンドのようなサポーターがあります。

こちらはジャンパー膝の症状を緩和するのに一定の効果があると考えられます。

しかし、痛みが強い場合はそれを我慢して練習を続けると、重症化してしまい、競技への復帰が遠のくことがあります。

また、膝にテーピングを巻くこともありますが、

痛みが治るわけではない為、注意が必要です!

 

 

膝の痛みでお悩みの方

伊勢崎市「はら接骨院」にご相談ください!